屋根裏アンテナのメリット・デメリット

屋根裏にアンテナを設置するご家庭が増えています。
見た目がスッキリし、風の影響を受けにくいため人気ですが、
実は 設置できる家とできない家 があり、注意点も多いです。

ここでは、プロの視点からメリット・デメリットを徹底的にまとめます。

1. 屋根裏アンテナの主なメリット

● 風雨の影響を全く受けない

設置後に天候によって不具合が出る可能性が減ります。
台風が多い地域(千葉県・神奈川沿岸部)では非常に有利。

● 外観がスッキリする

アンテナが外から見えないため、
新築住宅や外観を気にする方に人気です。

● 金属劣化がほぼ起きない

紫外線やサビの影響もほとんど受けません。

● 大雪・台風の影響ゼロ

屋根裏は外気の影響が少ないため、天候で乱れにくい特徴があります。

2. 屋根裏アンテナのデメリット

● 電波が届きにくい家では設置不可

屋根材や断熱材が電波を大きく遮断する場合があり、
外と同じ電波レベルは期待できません。

設置が難しいのは:

  • 断熱材が厚い家

  • 金属屋根の家

  • 屋根裏が狭い家

  • 周囲に高い建物がある家

です。

● メンテナンスが簡単ではない

屋根裏に出入りしにくい構造の場合、
調整や修理が難しいケースがあります。

● 夏は高温になる

屋根裏は夏に60℃以上になることもあり、
ブースターの寿命が短くなる可能性があります。

3. 屋根裏に向いている家・向いていない家

【向いている家】

  • 新築住宅

  • 屋根裏スペースが広め

  • 外観を重視する人

  • 電波の強い地域(千葉市・川崎市・横浜市の一部)

【向いていない家】

  • 金属屋根の家

  • 断熱材が厚く電波が弱い

  • 高台ではあるが反射電波頼りの地域

  • 木更津・袖ケ浦の一部のような“電波が不安定な地域”

4. 屋根裏アンテナがおすすめのケース

  • 強風が多い地域

  • 外観を守りたい

  • 電波が安定している

  • メンテナンスより見た目を優先したい

5. 結論:屋根裏アンテナは万能ではないが最適解になる家も多い

屋根裏アンテナは
メリットが大きい反面、設置できる家とできない家がはっきり分かれる
というのが本当のところです。

判断はプロによる現地測定が不可欠です。

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